探偵が関わる調査内容には、どんなものが挙げられるでしょうか。
浮気調査や素行調査といったもののイメージが大きいかと思いますが、その他にはどんな調査が可能なのかみていきましょう。
探偵に調査依頼の相談が持ちかけられる割合でみると、確かにそのイメージ通り配偶者が不倫していないか調べてほしい、恋人が浮気している気がする…といったものが大半を占めるようです。
その他で探偵が受けられる調査内容として、浮気調査に次いで多いとされる家出人探しや身元調査、金銭トラブルで行方不明になった人の所在調査、それに企業の現状の資産など、台所事情に関する調査、裁判を起こす際に必要となる証拠資料を集めるための調査などが挙げられます。
探偵に持ち込まれる依頼内容はこのように多岐に渡りますが、大半の調査で重要となるのは、機械に頼ることができない張りこみと尾行による調査です。
依頼人に適確な調査結果を報告するために探偵が最も心がけることは、調査をする人物に気付かれないこと、また、それと同じくらいかそれ以上に調査対象となる人物の周囲に怪しまれないことです。
不審に思われないように調査を進めるには、1人に複数の探偵がかかることはできず、細心の注意をもって調査対象に集中できる観察力が必要となります。
もし配偶者や家族の素行がおかしいかもしれないという時には浮気調査を行います。
この浮気調査の場合には、決してばれないように調査の対象者の行動などから異性関係を割り出し、写真やビデオなどに残し、調査内容を報告書にまとめるというものです。
ただ、浮気しているかもしれないと疑っている人だけが浮気調査の依頼をするのではありません。
中には浮気をしていることが判明しているものの、どんな相手と浮気をしているのか知りたいといった場合や、離婚をする上で不貞の証拠が必要という場合など、理由はさまざまです。
したがって調査の難易度によってかかる費用もまた変わってきます。とくに単身赴任などで対象者が遠方に住んでいる場合などには、交通費などもバカになりません。
家出をしてしまった家族の捜索や知人にお金を貸したまま行方不明になってしまったなどの場合には、探偵会社に人探しの依頼をすることになります。
とくに家族や知人が失踪したという場合には、警察に捜索願というものを提出しますが、警察に捜索願を出しても捜索してもらえるわけではなく、行方不明者が職務質問や逮捕などで捜索願が出ていると判明した際に連絡がくるというものですので、探偵会社への依頼と併用して行うと良いでしょう。
探偵に調査を依頼すると、さまざまなデータや取材などの活動により行方不明人を探し出します。人探し専門の探偵が調査を行うので、成功率も高いといわれています。
料金は実際にかかった経費＋見つかった場合には成功報酬を支払うことになります。
